温暖化防止センターのお仕事

タイトルは短く表記しましたが、

正式には、「鳥取県地球温暖化防止活動推進センター」さんです。

センターの運営は、「NPO法人 ECOフューチャーとっとり」さんです。

上記二つは、公立鳥取環境大学の敷地内にあります。

というのが今回ご紹介するお仕事のクライアントさんです。


そして、ご依頼いただいた内容は、

環境省が進める「COOL CHOICE」運動の流れの中のもので、

1つ目が、県民に温暖化防止に向けた普段の生活の中でできることを

まとめたカレンダー型ワークノート。

2つ目が、薪ストーブ普及・啓発のための冊子です。



まず、カレンダー型ワークノートについてですが、

以前のものを拝見したところ、

文字量が多く、情報過多な状態でした。

冊子としてはそれでもいいのですが、カレンダーとしては、

まずもって部屋に貼ってもらえないのでは?と。

そうなると使われないものとなりますので、非常にもったいない。

ということで、まずはカレンダーとして常用使いをされるものを目指しました。


カレンダーの絵柄には、センタースタッフの山本さんが以前ご自身で作成された

冊子のイラストがとても良いものだったので、この冊子の世界観を広げることにしました。



カレンダー面は、イラストとともに極力情報量を少なく、一番伝えたいことだけを少しだけ。


最後のページに、根拠や詳細をまとめるという構成にしました。


あと、カレンダーとして使い終わっても生かせるように、詳細ページはハサミで切り分けるとカードになるようにデザインしてあります。


こちらが好評だったようで、2年度連続でこの形式で作成いたしました。



現在、2018年度4月始まりの分を配布中ですので、欲しい方はセンターにご連絡を♪




次に、薪ストーブ冊子についてですが、

こちらは以前作られたものは、

薪ストーブを使用されている方のインタビューを中心の冊子でしたが、

そもそも、薪ストーブについて偏見持っている方や、よくわからない方には、

興味を持ってもらえないのでは?ということを打ち合わせの中で思いまして、

まずは薪ストーブにまつわる素朴な疑問を解消するQ&A方式の内容にすることをご提案しました。


薪ストーブ本体の価格帯から、1シーズンの薪代、幼い子どもがいる家庭での状況や、暖まるまでの時間等、自分自身も薪ストーブに関しては知識が少なかったこともあり、同じような方にもわかりやすい内容になるようアイデアをお伝えしつつ作成しました。


こちらも好評だったようで、続編としてそもそも何故鳥取には薪ストーブがいいのか?という内容の冊子も依頼いただき作成いたしました。ただ単に薪ストーブだけの知識だと、選ぶ上では好みの問題となりますが、環境や社会までの影響を知っていただくと、より暖房器具を選ぶ際にも見方が変わるのでは?という視点での内容です。

こちらは、日本海新聞さんに記事掲載されたようで、センターさんにはお問い合わせの連絡が続き、嬉しい悲鳴となったようです。図書館や、行政施設に配布されているようですので、気になる方は是非お手にとってみてください^^


両冊子ともに、センターのWEBサイトにも画像掲載もあります。

あと、センターさんのリーフレット等も作成いたしました。

一般の方から、企業、教育機関、行政の方にどのような関わりや支援ができるかを業種別に分かりやすくまとめてみました。


地球温暖化防止活動は言い換えると、脱炭素社会の推進でもあります。

鳥取のような地方都市はまだまだ脱炭素にはこれからな段階ですので、今後センターさんの果たす役割は大きくなるだろうなと思います。


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