八頭町の新拠点ロゴ

すっかり冬から春となり猛暑だった長い夏も終わり、吹く風も涼しい秋となりました。もう2023年も終わりに近づいてきましたが、久しぶりに更新する内容として、八頭町の新拠点のお仕事紹介をしたいと思います。


始まりは昨年の11月に、八頭町の柿農家、岡崎ファームの岡崎さんより、一般社団法人Yearning for Yazu Project (略称:YYP)という八頭町のまちづくり会社を設立するということで、ロゴマークをご依頼いただきました。


YYPロゴのモチーフは白うさぎでということでしたが、何故かというと、YYPが目指すまちづくりのコンセプトは「再生」。キリスト教ではうさぎは、多産・豊穣・再生の象徴とされていることが一つ。二つ目に八頭町のゆるキャラ「やずぴょん」でも知られるように、八頭町には日本神話の流れからの白うさぎ伝説もあります。

そして、Yearning for Yazu Projectの頭文字"Y"と"P"にも見えるようデザインしました。色は黒と柿色のオレンジの2色にて。

YYPは主な業務で、八頭町にある空き家を管理し、持ち主と借り手となる人の橋渡しをするサブリースという事業を推進していきたいとのことで、空き家の持ち主に事業を周知・理解いただくための冊子も作成しました。表紙には、現在八頭町で空き家を借りて住まれているご家族にモデルとなっていただき、春ごろに撮影しました。


その後、今度は空き家を改装し、YYPの事務所兼、移住定住業務の窓口となる拠点を作られるとのことで、そこのロゴ制作も依頼いただきました。


名称は「くるくる」で、イメージは、地域内外から人が来る来るということと、空き家等から出る廃材をアップサイクルする事業拠点・工房の「凹 boko」 も 出来るのでヒトやモノが「循環する」ということを渦で表現。「くるくる」と「凹」の名前やイメージは、YYPメンバーの一人でもあり、八頭町の地域協力隊の中村さんのアイデアを具現化したものです。

メンバーの方々がDIYで改修を進め、先月9/30には無事に拠点をオープンされました。

1Fは無垢板のフローリングで風が通る気持ちの良い空間に。

場所は若桜鉄道「安倍駅」の真向かいという立地。2Fには鉄道ファンが宿泊できるスペースも作りたいとのこと。

10/5の日本海新聞にも紹介記事が掲載されていました。

増加する空き家を活かすため、鹿野町のいんしゅうまちづくり協議会に続く存在の、八頭町YYPの取り組みに期待大です^^

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