学生プロジェクト発表案内

今年の冬はまったく雪が積もらずで、暖冬な鳥取です。

今日も気持ちのいい晴れ日でした。


そんな中ですが、今回も通常の仕事外の学生との関わりの案件紹介となります。


昨年10月から、鳥取大学地域価値創造研究教育機構の地域連携PBL推進室長であり、前・鳥取市中心市街地活性化協議会タウンマネージャーの成清准教授よりお声がけをいただき、鳥取大学後期の科目として地域課題をテーマとしたプロジェクト型の授業「デザインプロジェクト」に専門家アドバイザーとして授業に参加していました。自分の他に、プロダクトデザイナーの川崎 富美さんや、建築家の野崎 俊佑さんもアドバイザーです。

今年度の課題は「鳥取駅前の5年後・10年後を考える」ということで、鳥取駅前地域の現地調査を基に問題を分析し、解決策の提案をまとめていくという内容です。 15名の学生は下記3つのテーマに分かれて課題に取り組みました。

テーマ① 地域資源が人を呼び込む街

テーマ② 交流拠点としての駅

テーマ③ 学生が住む街

週に一度のペースでしたが、1年生も多く、最初は鳥取のことをよく知らない状態での手探りな状態に戸惑っていたようでしたが、徐々に回が進むにつれ、ピントがあっていくように感じました。ただ、後半は解決策をチームのメンバーで協議し、まとめていくのは難しかったようで、思うように進まない場面もありました。自分はその中で、都度ズレかけた線を元の線に導いたり、アイデアを膨らませたり、様々な視点での投げかけといったことをしていました。


※余談ですが、この授業会場である、 旧:広報センター 現:CDL (Community Design Lab)のロゴや、運営母体のCoRE(鳥取大学地域価値創造研究教育機構)のロゴも作成させていただいてます。

そんな学生らのこの4ヶ月間の成果発表の日が近づいています。

一体どんな提案に着地したのか!?学生ならではの視点・意見を聞ける機会となります。

この週末2/9(土)の13時から、県立図書館2階大研修室にて。予約不要&無料なので、お時間ご都合つく方は是非学生ならではの提案発表の場におこしください。 当日は、柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)副センター長の三牧 浩也さんの講演もありますよ♪


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もう一つは、『本でつなぐわたしたちの未来プロジェクト 中学生ポップコンテスト2018』というもので、毎年秋に県の教育委員会が開催する公募です。


トリの話しbaに担当の方が来られていたことが縁で、本の推薦者となりました。


このポップコンテストは、中学生が世代憧れの職業に就いている方が推薦する本を読んでポップを作り応募。推薦図書枠の優秀賞に選ばれたら、本の推薦者に会いに行き、本を読むことの「楽しさ」や「本当の意味」、大人になった未来の自分に「日々の読書がどのように影響するか」、さらには「その仕事に就くにはどうしたらいいか?」など、直接インタビューできる!という概要です。

なぜか鳥取の中学生なりたい職業ランキングベスト3にデザイナーが入っていたようで、自分に声がかかったようでした。

昨年の春頃2冊の本を選んでからは特にこちらはやることがなく過ぎてきましたが、11月に優秀者が決まり、インタビュー形式の場が設けられました。こちらも県図書館2階にて。以下リンクにその時の様子がまとめられてます。

https://www.pref.tottori.lg.jp/277286.htm

もう一人の選書者、児童文学作家の黒田志保子さんのインタビューの様子はこちら。(はてしない物語は僕も大好きです)

https://www.pref.tottori.lg.jp/277285.htm

選んだ2冊は毛色が違う本だったので、ポップを書いてくれた中学生二人もタイプが違う子でしたが、それぞれの今後に役立つような何かを伝えれるよう頑張りました。ちょっとしゃべりすぎたかもしれません。苦笑

選ばれた優秀者のポップは、下記日程にて今井書店に展示されています。みんな力作ぞろい。未来のデザイナーの卵もいるかもしれませんね!

≪展示日程≫

1/25(金)~2/8(金) 今井書店吉成店(鳥取市叶)

2/16(土)~28(木) 本の学校今井ブックセンター(米子市新開)


> 今井書店様

POP作品の前に実際に購入できる本も陳列していただけるといいなーと思います。

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