週末だけのまちのみせ 2020 【 開催中止 】
酷暑となったお盆が通り過ぎ、少しだけ秋の気配を感じられる瞬間が増えつつあるこの頃。(でも変わらず暑い日々ですが・・)
毎年恒例となりつつあった、秋の鹿野町のイベント『週末だけのまちのみせ』。
その、開催告知ではなく、開催中止をお知らせすることとなってしまいました。
今年は例年より早めに企画が動き始めておりました。そのあたりからウイルス禍の中にありましたが、秋ごろには収まるだろうという希望の元、歩みを進めてきました。状況の変化に合わせて、主催元であるいんしゅう鹿野まちづくり協議会さんは、関係者と何度も話し合いをし、ウイルス対策の方針もまとめ、開催に備えてきました。が、しかし、ここ1ヶ月の第二波と呼ばれる状況を考慮すると、町外から人を呼び込み、町歩きしてもらうという企画なこともあり、会場となる鹿野町の住人の方が不安になるようなことは、今すべきではないという判断に至ったようです。
すでにリーフレットも完成し、配布が始まっている段階ではあり、個人的にもとても残念に思いますが、開催を楽しみにしていただいていた方、参加店舗のみなさま、どうかご理解いただけたらと思います。
(同時開催の鳥の演劇祭や、山陰三ッ星マーケットは規模縮小しつつも開催されます◎)
ということで、リーフレットも本番を迎えることなく幻となってしまいそうですが、それも悲しいので、少しだけどんなリーフレットになっていたか紹介させていただきます。
今年の9回目となる『週末だけのまちのみせ』は、まず週ごとにテーマが設定されたのが、大きな変化でした。1週目は鹿野町含む、気高、浜村、青谷町等の西いなば地域を知ってもらったり、特産品を販売する「西いなばWEEK」、2週目はファミリー層が楽しめる 体験企画を用意した「子どもWEEK」、3週目は骨董・アンティーク品を扱うお店を誘致した「レトロWEEK」という内容で、毎週末参加しても変化があり楽しめるようにという施策です。
そこを分かりやすく伝えるために、前年はロゴに使用している3色のカラーをエリアカラーに設定していましたが、それを今年は週ごと(3週)のカラーに設定しました。
そして、これまでは出来上がりを持ち運びしやすいA5サイズで統一しておりましたが、今回はA4サイズに変更しました。大きく目立つということと、開いてすぐに内容を見てもらえる点、そして行政機関等のチラシラックに入れてもらいやすいのも利点です。
開いた中面は、中央にMAPを表示。周りに出店者の紹介という構成にしました。前年度は出店者紹介をリストのようにレイアウトしましたが、文字ばかりとなっていた印象が気になっていたので、今年は8回目以前のように画像も使いつつ、紹介文はこちらで短縮した1行文のみにして見やすさ&楽しさを出せるようなレイアウトにしました。週ごとの出店者一覧もあった方がいいなと思ったので、裏表紙に集約しました。
あと、MAPも鹿野城下町のさらに細かい町名をエリア分けし、カラーを設定。現地の案内サインも連動しようと思っていたので、町を歩いている方が大体どのエリアにいるのか?も分かりやすくなっていたと思います。
以上のような変更&工夫があったので、その効果を実検証できなかったのは無念ですが、また次回開催に今回の案は活かしていきたいところです。
ただ、ウイルスの抜本的対処法が見つからない限り、今後も人を集めて楽しむといった企画自体の開催が難しい状況が続くと思われるので、まちみせの次回開催はどんな形となるのか。これは全国・全世界の共通した課題ともいえるかもしれませんね。
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