展覧会「和紙写真、アートの世界」

気付けばもう2ヶ月ちょっとで今年が終わります。

そろそろ年賀状のデザインをとのお声がけもいただく頃ですが、まだ秋です。

オリンピックも無観客開催で終わりましたね。コロナ患者数も一時に比べ落ち着いてきました。

そんな秋にぜひ足を運んでいただきたい企画のご紹介です。



写真家:水本俊也さんがディレクションした、展覧会「和紙写真、アートの世界」が今週末10/23(土)より、若桜街道沿いの"ギャラリー鳥たちのいえ"にて開催されます。


"観る"・"触れる"・"知る"というテーマに沿って企画が構成されており、大判の因州和紙を使った作品や、土佐和紙の生産地、高知からアーティストさんも参加し、和紙の生産地としての交流も企画されています。



"観る"企画では、ギャラリーの1Fから3Fまでを使った展覧会+映像作品上映が期間中常設としてあります。


1F

舞台  土佐和紙×舞台美術の展示  [Washi+]

映像  土佐和紙を使用した公演、パフォーマンス、短編映画の作品上映  [Washi+]


2F

写真  因州和紙×大判写真の展示 [水本俊也]

映像 因州和紙が生まれる場所 ~つくるをつなぐ~ [nido]


3F

インスタレーション  因州和紙×空間体験の展示  [鳥の劇場] ※入場制限(当日案内)あり


※観覧料1,000円(当日に限り、入退場自由)



そして、 "触れる"では、以下のようなワークショップが企画されています。


10/23(土) 10:00〜11:30

『和紙に印刷する写真を撮影してみよう!』

講師: 水本俊也

キヤノン製デジタル一眼レフカメラを貸出しします。街並みを撮影散策。和紙に印刷する写真を選定します。


10/24(日) 10:00〜11:30

『戯曲「Paper」を読んでみよう!』

講師: Washi+(浜田あゆみ、原啓太、石山優太)

シンガポールの戯曲家・演出家のチョン・ツェシエンが高知に滞在し、リサーチした上で書いた戯曲「Paper」を一緒に読みます。


10/30(土) 10:00〜11:30

『世界の手漉き紙を体験してみよう!』

講師: 浪江由唯 (kami/)

タイやラオスで一般的な「溜め漉き」でポストカードサイズの紙を漉きます。


10/31(日) 10:00〜11:30

『わしとわたしWS 〜からだで和紙に触れてみよう〜』

講師: Washi+(浜田あゆみ、原啓太、石山優太)

大きな和紙に包まれたことはありますか?実際に人の手で漉かれた和紙にからだで触れて、感じて、そこから生まれる何かを表現してみることに挑戦します。


10/31(日) 9:30〜16:30 

(9:30~10:30 / 11:00~12:00 / 14:00~15:00 / 15:30~16:30)

『みんなでつくろう和紙の家』

事前予約不要・無料

講師: 中村彩 (nido) 会場: わらべ館エントランスホール

高さ3mの八角形ハウスを因州和紙でデコレーション!和紙の魅力が楽しめる立体作品をみんなで一緒に作ります。


事前予約制 参加料1,000円 各回6名



"知る"企画では、以下のようなトークセッションが行われます。

自分も聞き手として、10/25は参加いたします。


10/25(月) 10:00〜10:30

写真家による「和紙×写真~産業と文化を考える~」

語り手: 水本俊也  聞き手: 小谷真之介


10/27(水) 10:00〜10:30

俳優による「和紙×舞台美術~伝える土佐和紙の魅力~」

語り手: Washi+(浜田あゆみ、原啓太、石山優太)  聞き手: 水本俊也


10/29(金) 10:00〜10:30

著述家による「世界の紙を巡る旅」

語り手: 浪江由唯(kami/)  聞き手: 平木絢子、水本俊也.


10/29(金) 19:00~20:00

「アートにまつわる和紙の話」

語り手: 招聘作家  ファシリテーター: 中島諒人(鳥の劇場)


事前予約制 聴講料1,000円 各回15名



内容が盛り沢山すぎるのですが、魅力的なプログラムばかりですので、ぜひお申し込み・参加くださいませ。


今回、この企画のチラシ・会場サインのデザインを担当いたしました。

写真・WEBサイトは、平木絢子さん。

記録誌用の取材・ライティングは、野口明生さん。


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