みらいとっとり

鳥取ローカルの日本海新聞の発刊40周年記念の広告企画。

みらいとっとり」が5/2からスタート。

県内のクリエーターが自由な発想でデザインした鳥取への「提言」広告が、六段広告枠で約50日間連載されるという内容。


ありがたいことに、自分にもエントリーへのお声がけをいただいただきまして、

5/25の朝刊に掲載されました。


それまでの経緯としては、年明け早々に実行委員の方から依頼があった後、1/26に説明会があり、趣旨・テーマ説明と各社テーマ決めの抽選があり、食や、観光、産業等様々なテーマがある中で、『とっとり未来提言』というお題をいただくことに。


データ入稿の締め切りが4/20と、余裕があるスケジュールでしたが、

お題が決まったその日には、表現したい内容は思い浮かんでいました。


『人口より人交を』


人口数国内最下位の鳥取県は国全体が人口減少する中で、人口を増やすためだけの取り組みをしたとこでもはや先が知れている。そうではなくて、おなじ"じんこう"でも、"人交"を増やすことに視点を向けてみると結果は違ってくるだろうなと。


国内外の方との交流、県内の住人同士の様々な交流機会を増やすことで、人の動き、お金の動き、アイデアや価値観も交換され、それによって楽しく充実した生活が出来る人が増えることで、自然と他から人が引寄せれられ結果として人口も増えるし、鳥取も豊かになるのでは?


ということで、今回はこの概念を表現出来たら十分だと思ったので、メインのコピーを大きく。説明文は小さめにレイアウト。

あとはよりコピーを効果的にするためにどんな要素を足すかを2ヶ月考えてました。

写真、イラスト、漫画、グラフィック等々、表現方法はいろいろ思い浮かびますが、あまりごちゃっとしても伝わらなくなるなと思ったので、"人"という文字でのシンプルなグラフィックに着地。


ただ、この"人交"という言葉。もちろん造語なのですが、実は2012年に5回目のトリの話しbaを開催した時に、妻になる前の妻がオープニングでの話の中で登場した言葉なのです。

その時は"人交密度"という言葉でしたが、

詳しくは、↓こちらのリンクにて。

耳にした時すごく、よい言葉&概念だなーと思ったのを覚えています。

それは、トリの話しbaを開催していくことの想いともピタリとリンクしていたから。

それからの数年分のエッセンスを今回凝縮して表現できたのは素直に嬉しく思います。


ちょうど、掲載された25日には、42回目のトリの話しbaも開催できました。

トークテーマ『選挙についてのアレコレ』というやや固いテーマでしたが、定員30名なとこ、40名の参加者で満員御礼にて盛り上がった夜となりました。

こういった交流の機会を継続することも、"人交"増加への貢献になると思っています。



そして、新聞という毎日目にする媒体に、大きなスペースで自分の作ったものが載るというのも、貴重な体験だなと。普段、デザイナー含むクリエーターは影なる存在なので、こうしてクリエーターのみでの表現の機会というのはなかなかありません。企画された、日本海新聞社さん、鳥取県さんには感謝感謝です。


ということで、まだまだ連載続く『みらいとっとり』要チェックです!


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